KAZE3orサンソケツボウ

schwartu2007-01-29

今日は学校なので体を引きずりつつも登校。風邪はまだ治らず・・・。
授業中はなんともなく過ごせたが、帰りの電車の中でアレは起こった。
その日の電車は暖房ガンガンに利かせてあり、ムワァッと気持ちの悪いほど熱気に溢れていた。
(うう、何か気持ち悪いな・・・。でも吐きたい気分じゃないぞ??どうゆうこった?)
入り口付近の席に持たれ深呼吸をする。
(苦しくなってきやがった。アカンマジ苦しい、苦しい苦しいクルシイ・・・。)
(??、何かこの気分・・・。妙な懐かしさを感じる・・・。)
(・  ・  ・ そうか!!三年前の陸上部で俺は一回経験したことがある!!コレは・・・『酸素欠乏症』だ!!)
聞いていたipodのイヤホンを千切るようにポケットにしまう。良い歌ももはや不快感を増させるだけの雑音にしか聞こえない。
このとき冗談抜きで助けを呼ぼうと思いました・・・。目の前が黄色く、白く輝くのは三年前も同じ。不思議なことに音が聞こえなくなる。

≪ご乗車、有難う御座います。まもなく△駅です。お出口、×側です≫

(ここは帰る駅じゃないけど・・・・。このままこの電車に乗ってたら・・・・死ぬ)

自分が反対側(開かない扉)に立っていた恥ずかしさももう感じない・・・。
殆ど真っ白になった視界の中をかき進み、駅のホームに降り、ベンチに倒れるように座る。外の空気はひんやりと冷たく、心地よかった。
手で口を押さえ、何度も呼吸をしている内に視界も元に戻り、呼吸も楽になった。
母に携帯でこの事を知らせた。
知り合いのY君が偶然駅に居たので彼と一緒に次に来た電車で帰る。
今日中は酸欠特有の頭の違和感は取れないようだ・・・。

酸欠になるのは久しぶりだけど、死ぬかと思った・・・。

合掌